民間企業のイノベーションを促進しつつ、あわせて、利用者保護などを適切に確保する観点から、送金手段や証券商品などのデジタル化への対応のあり方等を検討するため、「デジタル・分散型金融への対応のあり方等に関する研究会」が設置され、その概要やメンバー等が紹介されています。こちらを参照ください。
月: 2021年7月
「自治体DX推進手順書」の作成について
総務省では「自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画」を昨年末に策定しました。
その後、自治体が着実にDXに取り組めるよう、標準的な手順等について検討するため、「地方自治体のデジタルトランスフォーメーション推進に係る検討会」での議論を踏まえ、「自治体DX推進手順書」が作成・公表されました。こちらを参照ください。
COBIT Focus AreaはISACAの提供するITガバナンスフレームワークCOBIT 2019のFocus Areaという分野別のガイダンスドキュメントです。以下の4つの基本文書が原本の英語版がリリースされています。および日本語訳版は随時翻訳が検討されています。なお、これら文書のダウインロードは有料となります(ISACAの会員ディスカウントあり)。
(1)COBIT FOCUS AREA: DEVOPS USING COBIT 2019
用語”DevOps”はソフトウエア開発ライフサイクルにおけるソフトウエア開発者と関連者が概念や手法を整合させ協調して実施する参考となる一連の概念です。本文書によりDevOpsのガバナンスとマネジメントへのガイダンスを提供します。
(2) COBIT FOCUS AREA: INFORMATION AND TECHNOLOGY RISK
本文書は、情報とテクノロジー(I&T)に関連するリスクのガイダンスを提供し、I&Tのリスク管理に適用する方法を説明する。COBIT 2019 の中核文書である「ガバナンスとマネジメントの目標」に基づき、リスク特有の実践手法やアクティビティ、測定指標を明確にすることにより当該文書を補強する。
(3) COBIT FOCUS AREA: INFORMATION SECURITY
本文書は情報セキュリティに関するガイダンスを提供し、COBITを情報セキュリティに特有のトピックや実践手法の提供方法を説明する。
COBIT 2019 の中核文書である「ガバナンスとマネジメントの目標」に基づき、情報セキュリティ特有の実践手法やアクティビティ、測定指標を明確にすることにより当該文書を補強する。
全体サイト⇒Publications – Get a great read and clearer understanding COBIT 2019
(2021-7-1現在)
COBIT 2019はISACAの提供するITガバナンスフレームワークの最新版です。以下の4つの基本文書が原本の英語版および日本語訳版がリリースされています。
(1) COBIT 2019フレームワーク:導入と方法論(COBIT 2019 Framework: Introduction and Methodology)
主要概念を紹介しています。⇒ダウンロード
(2) COBIT 2019フレームワーク:ガバナンスとマネジメント目標 (COBIT 2019 Framework: Governance and Management Objectives)
中核となる40のガバナンスとマネジメントの目標、プロセス、およびその他の関連コンポーネントを包括的に説明しています。⇒ダウンロード
(3) COBIT 2019デザインの手引き(COBIT 2019 Design Guide)
ガバナンスに影響を与えるデザインファクターを検討し、調整したガバナンスシステムを計画するためのワークフローを提示しています。⇒ダウンロード
(4) COBIT 2019導入の手引き:I&Tのガバナンスソリューションの導入と最適化(COBIT® 2019 Implementation Guide)
継続的なガバナンス改善のためのロードマップを作成するためのガイダンスです。⇒ダウンロード
全体サイト⇒Publications – Get a great read and clearer understanding COBIT 2019
(注)上記の(1) および(2)についてはISACAの会員/非会員に関わらず、(3)および(4) についてはISACAの会員であれば、英語版、日本語版共に無料でダウンロードできます。(2021-7-1現在)